2016年 07月 01日
神戸の美術館2つ |
兵庫県立美術館では「1945±5」展が開催されていました。戦後70年を迎えて以降、戦中時の作品が展示される機会が増えています。この中にはのどかな風景を描いた絵画も多いですが、これらも軍の要請によるもの。これらの絵の何が戦意高揚になるのかというと、中国や満州、東南アジアの風景を描くことが、日本の国土増大を現していることになるらしい。現代の眼からはまったくわからない「意図」が隠されているようです。
もう一つは横尾忠則現代美術館。もとは兵庫県立美術館だった建物ですが、神戸の震災で大きな被害を受け美術館として使われなくなったものを、再びよみがえらせた経緯があるとのことです。村野藤吾設計の建物で、現在はどんな感じか見たかったですが、外観は工事中でした。
by m_morimoto32
| 2016-07-01 10:00
| 講演会・展覧会
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