2016年 03月 18日
伊賀上野の武家屋敷 |
伊賀上野に現存する武家屋敷を見てきました。
もちろん建物を見学しようと行ったのですが、「赤井家といえばもしかしてあの赤井直正の子孫なのでは」と思って家系図を見てみるとその通りでした。赤井直正は丹波の戦国武将で、信長の丹波攻略の際に明智光秀と4年余り戦いをつづけ、明智軍をさんざんに悩ませた勇将です。直正の子孫は落城後、京都に蟄居したのち藤堂家の重臣として重用されることになったそうです。そして浪速のロッキーで俳優の赤井英和もこの赤井家の流れを汲んでいるようです。もちろん「浪速のロッキー」なので三重県出身ではありません。
また入交家は四国の雄、長曽我部氏の旧臣で主家滅亡後、当時は愛媛宇和島藩主だった藤堂高虎に従ったとのことです。藤堂藩には意外と旧長曽我部市出身の武将が多いようです。このように伊賀藩主藤堂高虎の歴史も家臣団の出身地を見ることで浮かび上がってきます。
すっかり横道にそれてしまいましたが、私は大満足でした。
by m_morimoto32
| 2016-03-18 10:00
| 建築・まち探訪
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