2012年 05月 13日
石壁の家 |
芦屋の高級住宅街にある石井修設計の住宅。約40年の時間を経た石壁の北側のファサードは、前庭の新緑の植栽と合わせて、街の環境をつくっています。このあたりは、花崗岩の産地で石垣など多く見られます。南側は増築された様子が伺えましたが、北側は竣工写真と変らぬ石壁と屋根の明解な構成は変らぬまま。
芦屋の住宅街もマンション建設など新陳代謝が行われ、時代と共に街の姿も変ってきているようです。閉鎖的な石壁のファサードからは、時代に流されない強い意思のようなものを感じずにはいられませんでした。
by m_morimoto32
| 2012-05-13 23:51
| 建築探訪
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